半導体電子部品産業Semiconductor industry
実績例:設備管理システムの統合
Facility Management and Control System
解決に取り組んだ課題
・情報の把握が難しい
フロントエンドの様々なシステム、データベース、設備等について設備管理部門が把握できておらず、警報や問題発生を管理するプラットフォームもない状況。
・統合に時間・コストがかかる
これまでの統合の方法では、プログラムの連動とコーディングに多くの時間がかかり、フロントエンドシステムにコントロールタグを追加・修正したり、機械設備を交換したりする場合も、相当の維持コストが必要。
· 例外的状況への対応
設備管理部門にリアルタイムで各システムを把握できるプラットフォームが不足しており、フロントエンドで予期せぬ問題や警報が発生した際、直ちに通知を受け取り対処することができない。

ソリューションとその価値
1. インターフェースの統一と規格標準化
FMCSシステムが提供するインターフェースとデータのフォーマットを明確に定めることで、他のシステムについてもインターネットがあれば追加のインターフェース開発なしでFMCSシステムに統合することが可能となります。
その際のFMCSシステムインターフェースは大きく2種類に分かれます。
SCADAシステムインターフェース:ローカルSCADA、デバイス、PLC等を接続するもの
IT情報インターフェース:プロセスシステム、ネットワーク管理設備、サーバーを受信するもの
2.統合を容易に
プロトコルとインターフェースが標準化されているため、FMCSシステムでノードを増やしたりコードを書いたりすることなく、フロントエンドシステム・設備から出力された情報を受信でき、統合にかかる時間を大幅に短縮し作業効率を上げることができます。
3.維持・管理が便利に
統合後のシステム情報はノードを増やしたりコードを書いたりする必要がないため、FMCSシステムをよりシンプルにし、以降の保守・管理がしすくなります。
前のページ:最後のページです
次のページ:OLCD産業